手を抜かない“ひとり総会”が未来を叶えた話
- Satoru Miura

- 10月30日
- 読了時間: 2分
─ 手を抜かないこと
先日、尊敬する先輩経営者とお話しする機会がありました。
その方は、創業1年目から毎年きちんと株主総会を開き、一人しかいませんが、トヨタで有名な「なぜなぜ5回」を一人でやっていたそうです。
「なぜなぜ5回」というのは、表面的な解決案にならないように、これ以上掘り下げることができない、というところまで諦めずに「なぜ」を繰り返していき、真因を見つける手法です。創業時から「自分を100人の会社の社長だと思って、手を抜かずにやる」と決めていたとのこと。
─ 10年後に実現
さらに印象的だったのは、初めてのひとり株主総会で“10年後の組織図”を作ったという話です。そこには、将来の部署構成や役職名まで書かれており、10年後、実際にその通りの組織が出来上がったといいます。
「未来に対する責任を果たす姿勢」が、現実を動かしていったのだと感じました。
─ 意味をもって丁寧にやる
仮に家族経営や小規模な会社であっても、こうした“けじめ”を大切にすることで、ブレない経営姿勢が育まれます。形式を誠実に扱うことで、自分自身の判断や計画にも、一本筋が通るようになるのだと思います。
「義務だからやる」のではなく、「意味をもって丁寧にやる」。
自分との対話としてこの時間を設けることで、思考が整理され、経営の“次の一手”が見えやすくなります。
私も先輩に習ってならって、しっかりと「ひとり株主総会」を実践します。
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小さなデスクで ひとりノートを開く
コーヒーの湯気が 静かに背中押す
「なぜ?」をくり返し また「なぜ?」を重ね
心の奥に 答えを探してた
手を抜かないその一歩が
未来を描くインクになる
見えない誰かの声を聞くように
今日を整えていこう
十年後の地図を 最初のページに描いた
役職も夢も 本気で信じた形
その線が今 現実の街になって
あの日の想いが 道を照らしている
手を抜かないその一歩が
未来を叶える力になる
誠実に向き合う時間こそ
明日をつくる約束
形式じゃなくて 意味を込めよう
義務じゃなくて 祈りのように
小さな会社も 大きな志を
心の総会で決めていこう
自分との対話が 羅針盤になる
見えない風の中でも 進めるように
手を抜かないその一歩が
未来を動かす鍵になる
ひとりでも胸を張って
今日を整えていこう
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