説得力は話し方で変わります
- Satoru Miura

- 5月12日
- 読了時間: 2分
日々の仕事の中では、意見や感想を伝えなければならない場面が多くあります。
ただ、その伝え方によっては、本来伝えたい内容とは違う受け取られ方をしてしまうことがあります。
特に注意したいのは、事実と意見が混ざったまま話が進んでしまうケースです。
話し手としては、状況を説明したうえで自分の考えを述べているつもりでも、聞き手にとっては「何が実際に起きたことなのか」「どこからが本人の見解なのか」が見えにくくなることがあります。その状態では、内容の妥当性よりも、話し方の勢いや感情の強さに意識が向きやすくなります。
意見や感想には、どうしても感情が含まれます。
それ自体が悪いわけではありません。
しかし、感情が前面に出ているように受け取られると、相手が冷静に内容を聞き取れなくなる場合があります。結果として、事実に基づいた妥当な指摘まで、単なる不満や主観として扱われてしまうこともあります。
そのため、伝える際には
「先に事実からお話しします」
「ここからは私の意見です」と分けて示すことが有効です。
この区切りがあるだけで、聞き手は情報を整理しながら受け取ることができます。
また、話し手にとっても、自分の考えがどの事実をもとにしているのかを確認しやすくなります。
説得力は、声の大きさや表現の強さだけで生まれるものではありません。
むしろ、事実を丁寧に扱い、そのうえで意見を伝える姿勢が、相手からの信頼につながります。実務の場では、こうした小さな整理が、話し合いの質を大きく左右します。
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