top of page

学び
日常や仕事の中でふと立ち止まった瞬間に生まれる、小さな学びや気づきを共有する引き出し(カテゴリー)です。大げさな成功体験ではなく、普段の出来事から得られるヒントをすくい取り、次の一歩につなげる視点をお届けします。等身大の視点から気づきを整理し、読者のみなさんとともに考えを深めていく場を目指しています。


2ヶ月、毎日書いて気づいたインプットの大切さ
─ 気づけば2ヶ月 とりあえずやってみよう、とお試しで始めた毎日記事投稿でも気づけば2ヶ月が過ぎようとしています。 忙しい日もありましたが、不思議とやめようとは思いませんでした。 ─ 客観視する習慣 毎日欠かさず書くことで、思考の質とスピードが変わったと感じています。 最初の1ヶ月は「書くことを探す」毎日でしたが、後半は「書きたいことが自然と見える」ようになりました。 書くことで、自分の考えを客観視する習慣がつきました。 仕事の中で感じた違和感や小さな気づきも、言語化することで価値に変わる。 結果として、思考の「厚み」が増した感覚があります。 とはいえ、本業の時間もしっかり確保したい。 そこで今後は、更新頻度を週1回に切り替え、続けていくつもりです。 ─ アンテナを高く 頻度も大切ですが気づきを見つけるアンテナは今まで通り高く広く張ることは続けていきます。週1でも、自分の言葉で記録を残す習慣を手放さずにいきます。 アウトプットを習慣にすると、インプットの質も自然と変わっていく。 これは経営にも通じる感覚だと思います。 歌詞を見る 静かな朝に 思考

Satoru Miura
読了時間: 2分


手を抜かない“ひとり総会”が未来を叶えた話
─ 手を抜かないこと 先日、尊敬する先輩経営者とお話しする機会がありました。 その方は、創業1年目から毎年きちんと株主総会を開き、一人しかいませんが、トヨタで有名な「なぜなぜ5回」を一人でやっていたそうです。 「なぜなぜ5回」というのは、表面的な解決案にならないように、これ以上掘り下げることができない、というところまで諦めずに「なぜ」を繰り返していき、真因を見つける手法です。創業時から「自分を100人の会社の社長だと思って、手を抜かずにやる」と決めていたとのこと。 ─ 10年後に実現 さらに印象的だったのは、初めてのひとり株主総会で“10年後の組織図”を作ったという話です。そこには、将来の部署構成や役職名まで書かれており、10年後、実際にその通りの組織が出来上がったといいます。 「未来に対する責任を果たす姿勢」が、現実を動かしていったのだと感じました。 ─ 意味をもって丁寧にやる 仮に家族経営や小規模な会社であっても、こうした“けじめ”を大切にすることで、ブレない経営姿勢が育まれます。形式を誠実に扱うことで、自分自身の判断や計画にも、一本筋が通る

Satoru Miura
読了時間: 2分


会社にとっての『死』とは
─ 死はふと忍び寄る 「社長が逮捕された」「社員が全員辞めた」──そんなニュースがあったとしたら、まるでその会社が“死んだ”かのように感じてしまいます。 でも、実際には会社の死はもっと静かに、別のかたちで訪れます。 私自身、起業の準備を進める中で、何度もこの言葉を聞きました。 「会社は、お金が尽きた時に死ぬんです」と。 ─ 黒字でも死にます たとえ借金が100億円あっても、貸してくれる銀行や支援してくれる人がいて、資金が回る限り会社は生きています。逆に、どれだけ利益が出ていても──いわゆる「黒字」であっても──今この瞬間に支払う現金がなく、誰も貸してくれなかったら、その時点で“詰み”になる。 これが「黒字倒産」と呼ばれる現象です。 売上はある、請求書も出した、でも振込は翌月。 今月の給与や支払いに使える現金がない──それだけで、会社の存続は危うくなるのです。 ─ 自分に言い聞かせるために 起業準備のなかで何度も耳にした「キャッシュフローの重要性」は、決して理論だけの話ではありません。資金繰りが尽きた瞬間にすべてが終わる、そうならないように利益の『

Satoru Miura
読了時間: 2分


過半数に満たないという健康さ
─ 初の女性総理が誕生 10月21日、高市早苗総裁が選出され、初の女性総理が誕生し“ガラスの天井”がついに突き破られました。また、維新との新・連立政権が実現しました。しかし、過半数には届かず、複数政党の協調が必要な“独立政権ではない”体制となる見込みです。一見、不安定にも映りますが、組織論の視点からはある種、健全な形ともいえます。 ─ ドラッカーが示した「対話」 ドラッカーはこう言っています。 「マネジメントの行う意思決定は全会一致によってなしうるものではない。 対立する意見が衝突し、異なる見解が対話し、いくつかの判断のなかから選択が行われて初めてなしうる。したがって意思決定における第一の原則は、意見の対立を見ないときには決定を行わないことである。」 多様な視点がぶつかり合う中でこそ、良質な判断が生まれる——私自身、今まで現場で見て感じて、実践してきました。 ─ 自社に置き換えたら・・ 御社の会議では、異なる意見が交わされていますか?「波風を立てない」ことを目的にしていないか、ぜひ一度ふり返ってみてください。対立を恐れない文化こそが、次の一歩を生

Satoru Miura
読了時間: 2分
bottom of page
